実践的「新規創業のココロ」(その2)

2021.07.2

企業支援

実践的「新規創業のココロ」(その2)
(実践的「新規創業のココロ」の続きです。)
前回のお話
 ~事業計算抜きで、自分の生活で欲しいサービスって何かなと、考えてみることです。飲みネタみたいな感覚でフリートークしていると意外と話が~

①  ペット関連
次に、ペット関連です。同じ世代が一斉にリタイアし、朝ゆっくり散歩を楽しみたいお父さんたちには大変な重労働です。たまには息抜きで何時間か預ってくれるドッグランや散歩代行があれば、そのすきにちょいとカフェタイムもできます。シニア料金で旅行放題するときのペットホテル、安心して任せられる身近なペットの葬儀や墓苑、気楽に犬を洗えるペットウォッシュ場、ペットと一緒にゆっくりできるカフェもあるといい。うーん、確かにこちらもお悩み満載ですね。高度成長期団地の再生計画が出来そうです。

③ 田舎の実家周り
話は広がり、放置した田舎の実家編へ。草刈り・せん定の代行、親の遠隔監視システム、墓参・法事の代行、はたまた郵便受けの回収、家の空気入替えの代行、終活に向けた処分支援や賃貸活用、資産整理を見据えた見回り・点検、云々。やはり共通のお困りごとはあるようです。ビジネスチャンスありますよね。

④ 国産食品
別の切り口では、食をはじめとした国産へのこだわりもあります。60過ぎれば残るは食欲のみか、これまでさんざん不摂生を尽くしたのに身の不安を感じての方向転換か、はたまた長年の妻から受けた啓発の蓄積か、ニーズが高いです。話に出たのが、きくらげ、胡麻、にんにくの98%以上が中国産ということです。バナナやキウイやパパイヤ、アーモンド、コーヒー豆などの農産物の栽培やシナチクや中華ちまきなどの加工品の生産を国内で行えないものでしょうか。

⑤ 専用施設
自分自身のサラリーマン生活との関連でやや悪乗り気味でいえば、会社や上司の悪口が大声で会社の内情が言える専用の居酒屋・カラオケバー・スナック(福利厚生クラブのおばちゃんもママになりたいと言ってました。)があるといいです。専用の出張者用ビジネスホテル(当時は三大都市圏ビジネスホテル代が高騰し予約もひっ迫)、専用の雀荘(福利厚生施設がやめ、近隣の雀荘もやめた)、社内フィットネス、社内保育園、贈答祝花の直接販売(産直業者との提携)等、商売ネタは結構あります。 

「何ができるか」から少し離れて、「何をやれば喜んでもらえるか」という切り口でアイデアを膨らませ、実現性をいろいろ調べ始めると、結構夢が膨らむといいますか、楽しく前向きな思考で取り組めます。実践的創業アプローチとして有効な方法ではないかと思います。 
今回、ちょっとしたノリで記載しました事例をヒントに、何か新しい事業に挑戦してみたいと思われましたら、是非エール・ビジネスコンサルティングにご相談ください。ブレインとしてあなたの夢の実現をお手伝いいたします。
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